純情 2 / 富士山ひょうた
倉田と戸崎の思いが通じる巻です。
登場人物
倉田 将成 ✕ 戸崎 圭祐
宮田 : 戸崎の先輩で元カレ
吉岡 : 戸崎の大学の先輩
あらすじ
倉田と戸崎、穏やかな時間を過ごす事が多くなっていた二人。
そんな中、先輩である吉岡に告白される戸崎。
穏やかだった時間が急にギスギスした空気に…。
感想
二人が気持ちを確かめ合った巻でした。
戸崎が吉岡に「自分がどうして倉田を好きなのか分からないけど、結局俺は考えちゃうし、考えるのをやめたくない」
と言ってたのが印象的。
本当に戸崎は「スキがありそうで一切ない」なと、強い子なんだと感じました。
倉田が戸崎に「距離をおきたい」と言われて焦って告白するシーンは胸迫るものがありました。
マイノリティになる事?だった事?を受け入れ、「壁」みたいなのが崩れた瞬間みたいな。
その事で自分の中でわだかまっていた母親の事も戸崎に話す事が出来たんじゃないかと思うと泣けてきました。
3巻には母親が出てくるのかな。