こんな身体に誰がした / リオナ
3編収録。
3編とも違うタイプのカップリングの為、飽きずに読めます。
こんな身体に誰がした
登場人物
明 (42歳デザイナー・一樹の叔父) ✕
一樹 (大学生)
あらすじ
大学進学を機に一人暮らしをしたかったが、親の反対があり血のつながらない叔父の家に居候することになった一樹。
会うのは8年ぶり。
当時の叔父は多忙だったが、会えばたくさん遊んでくれる都会感漂う上品で大好きなお兄ちゃんだった。
それが8年ぶりにあった叔父は髪はボサボサの髭面オッサンになっていた。
そんな明を邪険に扱っていたけど足の指が性感帯という秘密を知られてしまい「俺は足フェチだ」と言って足の指を舐められる。
それにメチャクチャ感じてしまって…。
感想
メチャクチャ年の差カップルです。
親子ほど違う…
一樹がだんだん明に惹かれていってモンモンとしてるのが可愛いし、明はあまり常識のないくたびれたオッサンなんだけど親子ほど年の違う義理の甥を好きになってはいけないと理性で気持ちを押しとどめてるのが良かった。
前半の一樹は小生意気なんだけど後半はメチャクチャいじらしい一生懸命恋する男の子になります(*´艸`)
とびこい
登場人物
水口 誠(現場監督) ✕
木村 哲平(鳶職見習い)
あらすじ
哲平は大学を卒業して憧れの鳶職になる。
そして、さわやかな現場監督の木村に恋をする。
あんまり喋った事ないけど絶対俺のモノにしてみせる!
感想
ものすごくサラッと読めます。
恋人になってからもクールな水口。
「好き」の重さが釣り合っていない気が…。
哲平が傷つかないといいな
君に出会って恋をする
登場人物
佐伯 将也(ホスト) ✕
朝比奈 瞬(警備員)
あらすじ
幼い頃から目つきが悪く目が怖いと言われるから前髪を伸ばし、睨んでいると言われるから人と目を合わせられなくなった朝比奈は今でも人と関わるのが苦手。
警備員という職を選んだのも、人とあまり関わらなくて済むため。
ある日、夜勤の帰りにキラキラホストに「久しぶり」と声を掛けられ強引にファミレスへ!
ホストなに知り合いなんかいる訳ねー!
でも、悪い人ではなさそう…。
どっちにしろ今日だけ。
明日から同じ時間が返ってくる…と思ったのに!?
感想
この話、好きです。
コンプレックスで壁を作っていた瞬が、将也と一緒にいて釣り合う為に努力して壁を崩そうとしている。
そうすると周りの自分に対する接し方も変わってくる。
同僚との何気ないやり取りに「良かったね」と微笑ましくなりました。
でも、将也は違ったみたいで(*´艸`)
瞬の優しさと将也の独占欲。
どちらもキュンとなります(*´艸`)
Hのないお話なんだけど大満足でした(*´∀`*)